kimamaにっき

1980年代生まれ 3児の母。UNISON SQUARE GARDENがお好き。GLAYは落ち着き気味。そのほかEテレ、音楽聴いたり読書したり。

10% roll , 10% romance 発売日

10% roll , 10% romance リリース日、おめでとうございます!

「CDを買った人がイイ思いができるように」が詰め込まれたシングル、とても嬉しい。
下書きしていたら持論が炸裂しすぎて ものすごい文字数になって読みにくかったので、SCHOOL OF LOCK 生放送教室を 聴きながら添削添削。
 


「君がどんなフレームに僕を入れるのか 知りたいけど4年ぐらいは後でもいいや」って言葉あっての帯の言葉はかなり痺れちゃったぞ。
雑誌でよく見かけている「空気読んじゃダメな時もあるから」と「4年ぐらいは後でもいいや」、この2節は相当の田淵にとっての歌詞大事そう箇所で、お気に入り具合が窺える。
どちらの言葉も、らしさが滲み出ていて面白いし、今一度その言葉に込められた深層をしっかり考えたくなる。
けど「空気読んじゃダメな時はほぼない」と思って生きてた方が、軋轢少ないし周りもよく見えるようになるし世渡り上手になれると思うの。
まぁそんな人ばっかりじゃつまらない世の中だろうし、自分自身そういう人になれている自負心も処世術も持ち合わせていないんだけど。
 
楽器や演奏方法について知識がないから 以下、適当なことを少しだけ書くと
斎藤はコレを弾きながら歌うの?こんな超絶技巧をライブで堪能できる日が来るのがとてつもなく楽しみじゃないか。
どこかのラジオでも「演奏するの大変で難しい」とか言っていたものね。
そんな中で大変そうなのは斎藤だけじゃなくて、貴雄も田淵も忙しそう。
で、特に好きなのは「奏でたまえ! アー」で微妙な拍にキメ細やかなリズムを刻み込んできた貴雄の気持ちいい仕事っぷり!!!!と、
「わびさび 気をつけて」の、踊るように階段昇りたくなるベースラインとリムの共存。
この辺りはライブ時に肉眼で押さえたいポイント。
 
 
02.RUNNERS HIGH REPRISE
まず最初に思ったのは、存外にピロウズっぽくない。
ライブレポとか、さわおサン×田淵のインタビュー見て、期待しすぎていた結果だろうけど、
ちゃんとユニゾンの曲じゃん、ってのが率直な感想。
そして昔聴いていた数枚のアルバムからでは、田淵が隠した10曲を探り当てることができない程度にしかピロウズを知らないと痛感した次第。
田淵の思惑に嵌ってみたい気もして、ピロウズ聴きたくなる。
 
 
03.flat song
この手の曲が好きです。
ステージで演奏する彼らを思い浮かべるも、涙目で見つめる自分を同時に想像してしまうな。
切なげな歌詞で、優しいメロディなのにギュインギュインのギターのせるところが至高。
表題曲+c/wのシングル構成で、この曲があることで少しばかり前シングルとのリンクを感じたり。
『東京シナリオ』と似た雰囲気なんだけど、flat songの方が後に世に出てよかった気がする。
「ミファソラシド」の音ののせ方に、ドラミちゃんの歌とか、ドレミファドーナツを思うユニゾン世代。
5年ほど前からあった曲で、モチーフがあると言っていたけどなんだろ…と、こちらも探りを入れたくなる罠。
 
 
「良い音楽やっていいライブするだけ」って彼ら(主に田淵)の事欠かない思いが見えて共感できる限りは、
UNISON SQUARE GARDENの軌跡をともに歩み続けたい。
シングル発売までの待望感や、ライブで本数あるツアーを組んでくれることで湧き上がった喜びで、自分で用意しているフレームなのに、そこには収まりきらないぐらい、今は好きなんだと再認識。
4年後も、わからずやには見えていないこの魔法にかかっているんだろうか。