krtek072431's kimamaにっき

三十路を過ぎている 1980年代生まれ 2児の母。UNISON SQUARE GARDENがお好き。GLAYは落ち着き気味。そのほかEテレ、音楽聴いたり読書したり。

しづ心なく花の散るらむ

ブログを開くことがなかった。
書きたい気持ちはあったのだけど、優先順位が伴わず滞っていた。


そんな時、書くなら今日がいいなーと ぼんやり思った。

 

2週間ほど前は桜を眺めながら「光のどけき春の日に」をたくさん聴きました。

桜の淡い色を見ると、何とも言い難い 無性に切ないのに心が温かく包まれるような
不思議な気持ちになる。
この歌にそんな心象が込められているふうに聴こえるのが好き。
GLAY唯一の桜ソング「さくらびと」も似たような風情だけど全然違う。
今年は聴かなかったなー。

 

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そんなこんなでGLAYの話。
JIROが急病で大変だったようだけど、紙対応(等身大パネル的な意味で)が反応よかったようで。
GLAYはあいかわらずお茶目だねー
明日はきっとみんな揃って元気にステージに立っていることでしょう。

 

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参加予定LIVE

5月13日(土) UNISON SQUARE GARDEN fun time HOLIDAY6 / LiveHouse浜松窓枠
5月28日(日) GRAPEVINE presents GRUESOME TWOSOME / Zepp Osaka Bayside

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憧れの存在

昨日のピロウズとユニゾンの対バン、とてもとても楽しみにしていた。

お留守番だけど。

 

ニゾンからの(田淵の溺)愛に応えてくれるピロウズ

受け止めてそれ以上で返してくれる先輩。

お互いに認め会える関係を築けていること。

 

自分がバンドマンになるとも思っていない学生時代に聴いていた音楽。

その頃から変わらず大好きなバンドに呼ばれ、肩を並べてステージに立つのはどんな気持ちだろう。

 

直接観ていないのに、想うだけでとても温かな気持ち。

 

 

 

それを踏まえて

バインとユニゾンの大阪、やっぱり行きたいなー

今年もゆるりと

思うことを書き綴っていこうと思っていた矢先に

UNISON SQUARE GARDENGRAPEVINE と 対バンだっ!!!!!!!!!

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窓枠の相手がわからないけど、こっちに行きたいぞ

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16年11月25日(金)
UNISON SQUARE GARDEN 長野公演

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ライブレポート という名の 感想文

 

会場に入ると、前面に9枚のパネルとステージセット、そしてメンバーの楽器がお出迎え。
今日も田淵側。でも、全体がよく見えそうで有難い。
ほぼ定刻どおりに開演。

SE 絵の具が流れ、スモークが焚かれる。
貴雄→田淵→斎藤クンの順にステージへ。
配置について 絵の具 のバスドラムが入るところ辺りから、演奏がスタート!!!!

01.エアリアルエイリアン
全体的に音が強くて圧倒される!そしてクリアではないなぁ。と。

02.アトラクションがはじまる
前方席が視界に入り、長野の方は おとなしい方が多いと感じる。

03.場違いハミングバード
あ、静岡と一緒かも…と思い始める。
この曲で、斎藤クンが前に出てきたよー
曲終わりの舌打ち「チチチ」部分で黄色い歓声が。女性が多いのかな。

04.オリオンをなぞる
イントロからしばらくして、手拍子が起こる…!!!!
田淵のコーラスが弱いです。新しい雰囲気のオリオンでした。

曲終わりに、貴雄と斎藤クンがドリンクを飲む。ひたすらに飲む。
それはもうゴクゴクと。

(MC)
(会場全体を見回して)いいねー
(前方列に向かって)適度に近いね、届きそうだね!
(前方列の方はしゃぎ、会場からザワついた笑いが起きる)
長野は久しぶりで楽しみにしてきました!
いい曲をたくさん持ってきたので、自分だけのスペースで楽しんでいってください、よろしく!

05.マジョリティ・リポート
照明が紫で可愛らしい。この曲の感想は 巻き舌。のところの貴雄がかっこよすぎる!
以上。

06.マイノリティ・リポート
好きだ。好きすぎる。
好きゆえに、音の悪さを感じ、斎藤クンが歌いにくそう。と憶測で判断。
「到底見ておいて損はしない」を歌い間違えそうになる程度に歌いにくそうだった。
カスタネットの音のところが好きだから注意して貴雄を観ていたけど、何で音を出していたのか わからなかった。

07.Miss.サンディ
イントロ前のセッションで会場が手拍子。
一瞬「きみのもとへ」が始まるのかと思った。
「で す よ ね」のところで、貴雄が立ち上がり、スティックを掲げる…!!!!
以前にも書いた、好きな部分を聴き入ってしまう。

08.パンデミックサドンデス
照明が青&黄色でなんか優しい雰囲気。
この日は全体的に、照明がふんわりしている印象。
公演によって違うなんてこともないだろうけど、ツアー中の進化のもとそうなったのか…そう感じた。

その印象は後半の曲で一気に崩れることになるとも知らないこの時。
田淵が上手側に移動。相変わらず動くね!

曲間があり、個々に作業。
貴雄が少し手間取り、斎藤クンが小さな声で「ん?」と言いながら、貴雄の方に寄り、
しばらくしてから曲スタート。

09.8月、昼中の流れ星と飛行機雲
気づいたら歌ってしまう。
「私は ごめん」のところ。大好きです。
ゆっくり貴雄を見ることができて嬉しいな。
この曲のドラム音が優しくて、好きです。

10.君はともだち
ここでも貴雄を見る。あぁ。
いちいちパフォーマンスがカッコイイです。
斎藤クンを照らすために向けられていたサス照明、客席のこちらを向いていたとても眩しい。
コーラス「la」をいう田淵、大人しくて。

11.等身大の地球
オリオンやサンディの前の手拍子が大きかったから、ここでも!
と思っていたけど、それほどでもなく。

12.天国と地獄
と、まさかのここで手拍子…!!!!ビックリした!
「OK peaple one more time!!」のところで、またもや貴雄が立つ!!!!
最後の「今夜も駄々騒ぎだけど…」のところが、赤&青照明の激しいストロボで
ポリゴン現象になりそうでしたよ。

 

(MC)
(メンバー個々に作業。会場からポロポロ呼びかけがあり、いいタイミングで自席左側後方の男性が「斎藤さーん!」と叫ぶと)
はいはいはい?
楽器いじってる時、僕ら誰も喋らないでしょ(笑)
長野はね、前回がアレックス…だったかな。

(調べたら、前回はプログラムcontinuedツアーで長野市内の違うライブハウスに来ていました。アレックスはCatcher In The Spyだから、それぶりと捉えると久しぶりだけど…)

酸素がない酸素がないって言ってたライブハウスの公演ぶりで。
こうやってホールで見渡せる場所で演奏できるのが、新鮮で楽しいです。
(会場拍手)
貴雄がおやきが好きで。楽屋でね、なんかイライラしてんの。
みんな おやき って言ったら、もちもちの方でしょ?
どうしたの?って一応ね、いちおう聞いたら「いろんなきのこ類が歯に挟まる!!」って
長野の名産品たちが、奥歯に(笑)
僕はね、おやきって言われるとホットケーキみたいな、今川焼みたいなのを想像するんだけど、
貴雄が「それはおやきじゃない!」って言いだして。
そのことで解散寸前になるほどに、楽屋で揉めたね(笑)
調べたんだけど、東北とか北海道とかでは、僕が言ってるのをおやきって呼ぶことがわかって。
そんなおやき問題を見かねた田淵が「それぞれのおやきがあっていいじゃない。みんな自分の心に自分なりのおやきを持とう」って(笑)
(斎藤クン、貴雄に向かって)
奥歯に詰まっているの、取れた?
(貴雄、大きく口を開け「奥歯にまだ詰まってる」をアピール)(会場 爆笑)
帰りに「長野のおやき」を食べます!次の曲!

 

13.mix juiceのいうとおり
田淵のシュビドゥビの四拍子が楽しみで観ていたら、やっぱりやってた!
貴雄が激しく叩きすぎて、落ちそうなヘッドフォンに何度も手を添える。

少しのセッションを挟んで
ドラムス、タカオ スズキ!
14.ドラムソロ ~セッッション
はーカッコイイ。音がズシズシきてたまらん。
そしてスティックキャッチは…失敗!

15.BUSTER DICE MISERY
曲前に「ナントカ ナントカ ナントカ BUSTER!!」言ってたんだけど、聴き取れない。
3人の息の良さが表れてたー!田淵と斎藤クンは貴雄の方に寄って音を合わせる。
このシーンが昨日の1番。めっちゃカッコイイ。

16.オトノバ中間試験
斎藤クンも田淵もイントロでマイクより前に。
貴雄がジャケットを脱ぎ、上に投げる!うまいことスタンドにかかる神業!
そして斎藤クンが歌詞間違い。
LIVEならではなので、ちょっと嬉しい。人の失敗を喜ぶようでごめんなさい。

最後の「まだ遊び足りないなら」のところを「どちらでも構わないから」と。
それでも平然と歌い上げる斎藤宏介はかっこいいよ、さすが!!!!
この曲で初めて貴雄のモジャヒゲに気づく。遅い。

17.シュガーソングとビターステップ
やはり長野の皆さんは手拍子なんですね!
貴雄が立ってドラムを叩き出す。なんてアグレッシブ!

18.シャンデリア・ワルツ
もう本当にこの曲が大好きです。じっと聴いていたと思う。
「暫定Aトレンド…」のところで貴雄がスティック回すの見たかったけど、前に突き出すだけでした。残念。

19.Cheap Cheap Endroll
「非難轟ーーーーーーー」は、そんなに長くなく、
「ってうるせぇ!」って言うほど、うるさくもなかった。
田淵がステージ上を右往左往。激しいね、元気だね!

20.徹頭徹尾夜な夜なドライブ
スモークがもくもくシュワシュワ立ち上る。
またもポリゴン、赤&青照明。直視したら泡を吹いてしまいそうです。
田淵の足上げに元気を頂く。
静岡と同じく、斎藤クンがギターソロで下手に。
ギターソロ後の「東の空から夜な夜なドライブ」高音コーラスと「イェイエ イェイエ イェ イェーーーーーー!!!!」がよかった。


曲が終わりメンバーが捌け、中幕が閉まる。
すぐに手拍子が起き、アンコール。

ENCORE
田淵→斎藤クンと貴雄は一緒に登場。
(MC)
アンコールありがとう!白熱したライブだね。
貴雄の歯に挟まった、小松菜やしめじが取れました(笑)
あ、小松菜じゃなかった?…野沢菜だ!間違えちゃった(笑)
この長いツアーも夏から始まって、気がつけば寒くなっているけど、
まだ終わっていないのに、新曲のことも考えてます。次のツアーのことも、考えています!
(会場 歓声&拍手)
長くて本数が多い今回のツアーですが、ライブをこうやってたくさんして、また長野にも遊びに来られるようにしたいです!!

EN1.フライデイノベルス
中幕が開くと、後方のパネルが撤去されていました。
田淵が左右に首を振り、リズムをとるのと同じように動いていた自分がいて笑えた。

EN2.スカースデイル
ウシTシャツの斎藤クン…やっぱりこの曲で違和感を感じてしまう。
「心の奥の…」のところの照明が青&白でフラッシュ。これは曲の雰囲気でなく、好きじゃない。
「ねえ 誰も届かないような」のところみたいな、柔らかくて温かい印象の照明が、この曲っぽくて好きです。

(MC)
どうもありがとう。また長野で会いましょう!
UNISON SQUARE GARDENでした!

EN3.桜のあと
やはり…やはり長野の皆さんは手拍子なんですね…!!!!
目に焼き付けるように、観て、聴いていたと思う。
本当にありがとう。

「またね!」で、
颯爽と斎藤クンは捌け、田淵も捌けていきました。
最後に客席からの歓声を浴びながら、貴雄はにこやかに親指を立て、LIVEは終了。


左側隣りの席でたくさんお話してくれた、長野が地元だと言っていた高校3年生の男の子。
受験が終わり、この日のLIVEがスペシャルなごほうび&ステキな思い出になったことでしょう。
どうもありがとうございました!

会場を離れてコンビニに寄ったり給油したりして、21時半くらいに長野を後にしました。
車で4時間…Dr.Izzyを聴き、DVDを観ながら帰路につき、2時には布団に入った。

旦那も子供たちもよく眠っていました。ほっ。ありがとうね。
本当に感謝感謝です。

しかしその後、眠気交じりに5時にゴルフに行く旦那を見送り、6時半に起床した、
気ままなワタシをちょっと褒めたいです。

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牛(Dr.Izzy)に引かれて、善光寺参り

おしまい。

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いろんなことが重なり悩んでいたけれど、UNISON SQUARE GARDENの長野公演、行ってきました。

悩み①チケットが取れた後、お世話になっている職場の先輩の定年お祝い会が決まり、予定が重なってしまった。
⇒公演日ギリギリまでお譲り先を探していたけど、見つからなかった。
悩み②住んでいるところから長野が遠い。
⇒車で最低4時間。
悩み③公演日の前日に各地で雪。行くなら車でと思っていたけど、タイヤを履き替えていない。
スタッドレスはタイヤショップの保管サービスに預けてあり、取り寄せに数日かかってしまう。公共の交通機関を使うと、かなりの金額に…
悩み④翌日の予定に、旦那の土曜早朝ゴルフ。子の参観会あり。


なんてこともあり、直前まで本当に悩んでいたのです。
けど、数か月ぶり彼らのパフォーマンスを観に行くことに決めました。

 

快く承諾してくれた旦那には、本当に頭が上がりません。
子供たちも「行ってらっしゃい!」と言ってくれて…みんな、ありがとうね。

 

ネーミングライツ以前の「長野県県民文化会館」時代にお邪魔したことがある、こちらのホール。

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ちょっと懐かしい。
開場まで時間があったし、グッズも購入するつもりなかったので、善光寺にお参りに。
位置関係を全然わかっていなかったけど、駅からとても近いんだね。
会場から駅の善光寺口まで徒歩→バス移動にて向かいました。
上記ルートで バス停「善光寺大門」に到着するまで、30分かからなかったと思う。

仲見世の誘惑がありましたが、先にお参りを。

仁王門、圧巻でした。

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苔むした感じで陰影がついており、遠くから見ても とても迫力がありました。

こんな粋な看板も。

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以前に参拝した時は本殿が改修中だったので、初めて本殿内にてお参り。
その前に、香炉にお線香を。

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本殿内は撮影不可。七五三や結婚のお祝いで経をあげておられ、厳か。

お参り後に味噌を塗った焼きおにぎりをいただきました。味噌と海苔の風味がよく美味!

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早めに会場方面に足を向け、街並みを散策…
しようと思ったけれど、LIVE前に疲れるのヤだな と思い直し、即刻近くのバス停にいたバスに乗り込む。
乗客、私のみ。ぽつり。

駅で早めの夕食。立ち食いそばを頂き、会場に向かう。

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徒歩寒い。


旅行記が長くなったので、日記を分けることにしよう。
後編に続く。

『コンビニ人間』

日付を越してしまったけど、昨日はJIROちゃん誕生日おめでとう。
これからもカッコよくて、センスあふれるオシャレなベーシストでいてほしい。
 
X JAPANが主催のフェスへの出演が無事に終了したGLAYサン。
キーボードサポートでD.I.Eさんが登場したようで!! 観たかった…!!
 
他、ゴールデンボンバーYOSHIKI乱入、YOSHIKI×HYDE、hideのピンクスパイダーなどなど
WOWOWの動画を観たよーもっと聴きたかった。
イエローハートを弾くYOSHIKIにちょっと感動した。
そいえば。hideの3D映画をやるってコンビニで観かけたような。
 
 
とかなんとか書きながら、最近ココに書いている内容は読書感想文ばかりなのだけど、
今日も御多分に漏れず。
 
 
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コンビニ人間/村田沙耶香
芥川賞受賞、おめでとうございます。
気になっていたので、真夜中に本屋に駆け込んで買いに行きました。
 
【おおまかなあらすじ】
毎日聞き続けてきたコンビニの音。
恵子はその中に囲まれて新装開店時から18年、コンビニの為にアルバイトをして生きてきた。
婚活目当てでバイトに来た白羽さんとの出会いで、恵子は自分の人生に変化をもたらそうと考える。
 
【感想】
かわいそう。
相手に同情するっていう感情や行動自体が恵子には理解しがたいものだと思うし
「こっち側」で卑下し得る感覚なのだろうけど、率直な感想は、なんだか悲しい。
 
自身が感情の起伏が激しい人間なだけに、恵子の本当のことを分かりたくても分からないことが辛かった。
彼女の妹には深く同情してしまう。
 
読者の気持ちをザワつかせる文章表現。さすが芥川賞です。
「このコンビニは変わらないわね」と話しかけてくれるおばあちゃんを見て、恵子が感じていること。
“18年前から並んでいる商品は1つもなくて、お箸も袋も昨日のものとは違うし、18年前から変わらないのは自分だけ。”
哀愁が漂っていて、より切なく悲しくさせる。
“「赤ちゃんをただ泣きやませるだけなら簡単なのに」と思いながら小型のナイフを見つめていた。”
こういう描写もかなりインパクトが強くて、ズシンときたよ。
 
「これからもコンビニの為に生きていく」という自分らしさを再認識できた恵子のことを応援したい気持ちもあるけど、
死ぬまでずっと味のしない野菜やお肉を食べて、それが美味しいとも不味いともなく、
コンビニで働くことに楽しいも嬉しいも怒ることもなく、ただコンビニで作業する為に生きていくんだなぁ…悲しい。
効率的なのだけど、ロボットのようでなんだか冷たい印象。
正確に言えば哀はある、というか恵子が日常感じることができる感情が“哀しい”しかないと読み取った。
妹を悲しませたくない、とか、新人のバイトの子までもが「こっち側」の人間になっていくのが悲しかった…とか。
 
 
恵子の心からの嬉しいはコンビ二に直結したものでなければ感じることがない。
「店長が掲げた、からあげ棒を100本売る目標を達成できた時」にはきっと誰よりも喜ぶんだろう。
その姿を物語の中で見ることができたら、もう少し恵子の気持ちに入り込めたかもしれない。
でも喜びの幅がコンビニしかない。
 
コンビニを通していても並列したものでは感情を大きく揺さぶられることのなく、
18年も勤めていたら ささやかでもたくさんのドラマが生まれていたハズだけど、それを感じることがない恵子が、本当に悲しい。

『君の膵臓をたべたい』

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この衝撃的なタイトル。
最初に目にした時と、読み終えた今とでは、重みや印象が、まったく違う。
2017年に映画化が決まったそうで!
観たいような、イメージのままで心に留まっていて欲しいような…
 
私情を述べるのであれば、感傷的になりたい気持ちで読み始めてしまったばかりに、
その期待値が高過ぎて、思ったほどの感動や切なさを得られず、わずかながらに不満が残った。
とは言え、イイお話でかなり好きな一冊になったので、感想を書いていきます。
 
【簡単なあらすじ】
病院ロビーのソファに置き去りにされていた一冊の本。「共病文庫」と題されたそれには膵臓の病気で余命宣告された誰かの日記が記されていた。
その病気を患う張本人がクラスメイトの山内桜良であることを知った“僕”と、彼女の物語。
 
【感想】
誰かが居るおかげで自分があると考えて生きている桜良。誰も傷つけないように人を避けて生きている“僕”。
そんな2人が とにかく愛おしくて、気持ちを傍らから見守るようにして、一気に読んだ。
冗談に隠された 見えそうで見えない本音。
そこから「友達以上恋人未満」な 焦れったい雰囲気が漂うけど、それとは違う優しい関係。
とてもとてもイイなー。
2人で話している様子は、マヌケなのに時に容赦がなくて、ほっこりしたりひんやりしたり、いろんな温度の空気の流れを肌で感じるようだった。
 
それから物語が進むに連れて変化する“僕”の書き表し方。そこと物語の中から得る情報で本名を推測するのがまた楽しい。
187ページの最後のヒントで必死に考えたけど、わからなかったー。
文字っていろんな表現が出来るんだなぁと、改めて思ってしまう。
 
生きていることに感謝したい。
健康体のワタシが言っても説得力のカケラが微塵もないけど、いつどういう形でお別れになるのかなんてわからない。
人を思う幸せであたたかな気持ち、相手に届くように、ちゃんと伝えよう。
 
何気なく過ごしている毎日を見直したくなる一冊でした。